“サルタン”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
土耳古皇帝33.3%
帝王33.3%
皇帝33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
なぜ土耳古皇帝サルタンは発見次第この犬の撲殺を命じられたか! この犬を愛玩した宮女をただちに死刑に処されたか! そしてアレキサンドリア総督もこの犬の撲殺を
陰獣トリステサ (新字新仮名) / 橘外男(著)
これがまたまた一九一〇年代君府コンスタンチノウプルドルマバフチェ宮の後宮ハレムで宮女たちによって非常に愛玩せられ時の土耳古皇帝サルタンの激怒に触れて、飼育した宮女は即時死刑、犬は発見次第撲殺された
陰獣トリステサ (新字新仮名) / 橘外男(著)
それから魔鬼のために逆様に立たせて置かれた帝王サルタンの馬丁は。ああ、あすこに頭を下にして立っている! 好い気味だな。
十字架につけられし彼を皇帝サルタンとして守っている奥深い皇后サルタナは、あらゆる現世の楽しみから高い壁でへだてられていた。外界に向ける一瞥いちべつも既に不貞となるのであった。