“皇帝（ツァール）” の例文

「皇帝（ツァール）への忠誠一筋で、うっかり偽電報を信用したばかりに、あたらの初夜を棒に振ってしまいましたよ。」

聖アレキセイ寺院の惨劇 (新字新仮名) ／ 小栗虫太郎(著)

「これですよ——四年程前巴里（パリー）警察本部から移牒のありましたのは。大公の死後に、手ずから書かれた備品目録の中から、カライクの宝冠と皇帝（ツァール）の侍従長トドロイッチから贈られたこの置洋燈が紛失しているのです。」

聖アレキセイ寺院の惨劇 (新字新仮名) ／ 小栗虫太郎(著)

“皇帝”の意味

《名詞》

君主、特に帝国君主の名称・称号の一つ。「王の王」たる者の意を含むが、歴史的にその実態はまちまちであり、機能による一律の定義ではなく、概ね以下の例によるほか、自称又は慣例による。
(出典:Wiktionary)

“皇帝”の解説

皇帝（こうてい、en: emperor, king of kings, the King、de: Kaiser、la: imperator、ru: император, царь、el: αὐτοκράτωρ, Βασιλεὺς βασιλέων、zh: 皇帝）は、帝国君主の総称。王の中の王（諸王の王）、君主国の君主の称号1977年に出版された『大日本百科事典：ジャポニカ』では、皇帝は帝国の世襲の君主とされている。。皇帝という君主号には「唯一神」の意味や模倣・僭称も存在し、一神教では、人間が崇拝すべきは唯一神という「唯一の皇帝」・「宇宙で唯一の正当な王者」・「全人類の皇帝」のみであるとされている。
(出典:Wikipedia)

皇	常用漢字 小６ 部首:⽩ 9画
帝	常用漢字 中学 部首:⼱ 9画