しも)” の例文
いつもときは、しももののそろひで、おとなしづくりのわかをとこで、をんなはう年下とししたくせに、薄手うすで圓髷まげでじみづくりの下町好したまちごのみでをさまつてゐるから、姉女房あねにようばうえるほどなのだが
十六夜 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)