“縞繻子”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しまじゅす50.0%
しまじゆす50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
裾模様すそもようが付いて居ります、べにかけ花色、深川鼠、路考茶ろこうちゃなどが流行はやりまして、金緞子きんどんすの帯を締め、若い芸者は縞繻子しまじゅすの間に緋鹿ひがをたゝみ、畳み帯、はさみ帯などと申して華やかなこしらえ
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
私の七ツ八ツから十歳ぐらゐまでは、南京繻子ナンキンじゆす縞繻子しまじゆすの帶にしてゐた。おとなも締めたのかも知れないが、私はわたしのことばかり覺えてゐる。
日本橋あたり (旧字旧仮名) / 長谷川時雨(著)