縞繻子しまじゆす)” の例文
私の七ツ八ツから十歳ぐらゐまでは、南京繻子ナンキンじゆす縞繻子しまじゆすの帶にしてゐた。おとなも締めたのかも知れないが、私はわたしのことばかり覺えてゐる。
日本橋あたり (旧字旧仮名) / 長谷川時雨(著)