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縞蛇
ふりがな文庫
“縞蛇”の読み方と例文
読み方
割合
しまへび
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しまへび
(逆引き)
それには枝に
後半身
(
こうはんしん
)
を巻きつけた
鼠
(
ねずみ
)
色の
縞蛇
(
しまへび
)
の
丈
(
たけ
)
の一
間
(
けん
)
位もありそうなのが
半身
(
はんしん
)
を
躍
(
おど
)
りあがるように宙に浮かしながら、武士の眼の前に鎌首をもったてて赤い舌を見せていた。
山寺の怪
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
ますます不思議に不思議を重ねて、しきりに樹のきれるを待ちおりしに、やがて倒れたるを急ぎ見れば、欅のうしろに
縞蛇
(
しまへび
)
の腹部より切断したると、
熊蜂
(
くまばち
)
の大いなる巣とありたり。
おばけの正体
(新字新仮名)
/
井上円了
(著)
あ、あ、あ、あんなものが、ああ、運五郎、
伜
(
せがれ
)
、運五郎、山の銅像に天人が
天降
(
あまくだ
)
った、天降った。おお、あれは、あれは。やあ、大きな
縞蛇
(
しまへび
)
だ。運五郎、運五郎。——いや、鳥だ、鳥だ。
ピストルの使い方:――(前題――楊弓)
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
縞蛇(しまへび)の例文をもっと
(5作品)
見る
縞
漢検準1級
部首:⽷
16画
蛇
常用漢字
中学
部首:⾍
11画
“縞”で始まる語句
縞
縞柄
縞目
縞物
縞縮緬
縞羅紗
縞模様
縞絽
縞馬
縞木綿
“縞蛇”のふりがなが多い著者
ヘンリー・デイビッド・ソロー
井上円了
北原白秋
泉鏡花
田中貢太郎