トップ
>
『山寺の怪』
ふりがな文庫
『
山寺の怪
(
やまでらのかい
)
』
宿の主将を対手にして碁を打っていた武士は、その碁にも飽いて来たので主翁を伴れて後の庭へ出た。そこは湯本温泉の温泉宿であった。摺鉢の底のような窪地になった庭の前には薬研のように刳れた渓川が流れて、もう七つさがりの輝のない陽が渓川の前方に在る山 …
著者
田中貢太郎
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約13分(500文字/分)
朗読目安時間
約21分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
停
(
ど
)
達
(
だち
)
輝
(
かがやき
)
天女
(
てんじょ
)
容
(
ふう
)
両隣
(
りょうとなり
)
何
(
な
)
何人
(
たれ
)
己
(
じぶん
)
柔
(
やわらか
)
如何
(
いかが
)
山籠
(
やまかご
)
後
(
うしろ
)
木精
(
すだま
)
柄
(
つか
)
生
(
なま
)
画
(
か
)
籠
(
かご
)
縁
(
へり
)
間
(
けん
)
間道
(
ぬけみち
)
黄
(
きい
)
佳
(
い
)
使
(
つかい
)
供
(
そな
)
出入
(
ではい
)
前岸
(
ぜんがん
)
匂
(
におい
)
嘲
(
あざ
)
夕飯
(
ゆうはん
)
恐
(
こわ
)
架
(
かか
)
比
(
ころ
)
浸
(
し
)
茂
(
しげり
)
行燈
(
あんどう
)
退
(
ひ
)
透
(
すか
)
遥
(
はるか
)
隻眼
(
かため
)
霞
(
かす
)
露
(
つゆ
)
一室
(
ひとま
)
一足
(
ひとあし
)
丈
(
たけ
)
下駄
(
げた
)
主将
(
ていしゅ
)
主翁
(
ていしゅ
)
亀
(
かめ
)
仮山
(
つきやま
)
伴
(
つ
)
側
(
そば
)
傲然
(
ごうぜん
)
傷痕
(
きずあと
)
僅
(
わず
)
公
(
おおやけ
)
凸凹
(
でこぼこ
)
刳
(
えぐ
)
刺繍
(
ししゅう
)
剃
(
そ
)
前方
(
むこう
)
剥
(
は
)
勢
(
いきおい
)
半身
(
はんしん
)
口惜
(
くや
)
右斜
(
みぎななめ
)
吾
(
われ
)
和尚
(
おしょう
)
咎
(
とが
)
四方
(
あたり
)
四辺
(
あたり
)
土塀
(
どべい
)
土橋
(
どばし
)
夜
(
よ
)
天狗
(
てんぐ
)
嫩葉
(
わかば
)
孔雀
(
くじゃく
)
室
(
へや
)
対手
(
あいて
)
小径
(
こみち
)
小藪
(
こやぶ
)
小門
(
こもん
)
尻尾
(
しっぽ
)
山裾
(
やますそ
)
岐
(
わか
)
左斜
(
ひだりななめ
)
強
(
し
)
彼
(
か
)
後
(
あと
)
微暗
(
うすぐら
)
怒
(
おこ
)
悉
(
ことごと
)
懐
(
ふところ
)
戸締
(
とじまり
)
所業
(
しわざ
)
手続
(
てつづき
)
手荒
(
てあら
)
打
(
ぶ
)
挺
(
ちょう
)
提燈
(
ちょうちん
)