“戸締”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
とじまり57.1%
とじま38.1%
とじ4.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
夢とは思わないが不思議に女の素性すじょうとか、きちんと締めてある戸締とじまりをどうして開けて来るだろうかと云うような現実的な疑問はおこらなかった。
岐阜提灯 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
泥棒が這入ったそうですねと笑っている。戸締とじまりは好くしてあったのですかと聞くから、いや、どうもあまり好くありませんと答えた。
永日小品 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
戸締とじめをしつかりすることさへも、うつかりしてゐたのでせうか?