“とじまり”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
戸締84.6%
戸閉15.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そんなら断然いよいよ今晩は来ないときまりましたね。ぢや、戸締とじまりして了ひませうか、ほんに今晩のやうな気の霽々せいせいした、しんの底から好い心持の事はありませんよ。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
先に這入つた年上の僧が目食めくはせをすると、あとから這入つた若い僧が五郎兵衛を押しけて戸締とじまりをした。
大塩平八郎 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
わたくしは御免をこうむりまして、おうち戸閉とじまりだけいたしまして、錠前の処へはお寺から頂いて来たお水でも振り掛けて置きましょう。
ただストーブに薪を投たり、戸閉とじまりの注意位この女房にまかしてあるばかりであった。この女房というのは、二眼ふためと見ることの出来ない不具者である。頭髪かみのけは赤くちぢれて、その上すがめで、ちんばであった。
(新字新仮名) / 小川未明(著)