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断然
ふりがな文庫
“断然”のいろいろな読み方と例文
旧字:
斷然
読み方
割合
だんぜん
62.5%
きっぱり
18.8%
いよいよ
6.3%
きつぱり
6.3%
ふつつり
6.3%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
だんぜん
(逆引き)
真実
(
しんじつ
)
、
事実
(
じじつ
)
、
実際
(
じっさい
)
、まったく、
断然
(
だんぜん
)
、
俄然
(
がぜん
)
……ナニ、そんなに力に入れなくてもよろしい、このお蓮様、ほんとに伊賀の暴れン坊にまいっているんだ。
丹下左膳:02 こけ猿の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
断然(だんぜん)の例文をもっと
(10作品)
見る
きっぱり
(逆引き)
気を
判然
(
はっきり
)
して出直して、
切物
(
きれもの
)
か、刃物の歯ごたえのあるようにして、私に
断然
(
きっぱり
)
、(女と切れない。)と言わしてくれ。
日本橋
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
断然(きっぱり)の例文をもっと
(3作品)
見る
いよいよ
(逆引き)
「それぢや
断然
(
いよいよ
)
お前は嫁く気だね! これまでに僕が言つても聴いてくれんのだね。ちええ、
膓
(
はらわた
)
の腐つた女!
姦婦
(
かんぷ
)
‼」
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
断然(いよいよ)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
きつぱり
(逆引き)
嬢様も好い加減に思切らせないと
這般
(
かう
)
いふ奴が
瘋癲
(
きちがひ
)
になるのだと思召して、其次来た時に
断然
(
きつぱり
)
と、世間が煩さう厶いますから当分お尋ねはお断り申します
犬物語
(新字旧仮名)
/
内田魯庵
(著)
断然(きつぱり)の例文をもっと
(1作品)
見る
ふつつり
(逆引き)
今までは今までとして、
以来
(
これより
)
は
断然
(
ふつつり
)
と行ひを改ため、其方が名をも
雪
(
そそ
)
ぎ我が心をも安めくれよ、
兎角
(
とかく
)
に其方が仇は彼の人なれば、家を思ひ伯母を思はゞ、桂木とも
思
(
おぼ
)
すな一郎とも思すな
雪の日
(新字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
断然(ふつつり)の例文をもっと
(1作品)
見る
“断然”の意味
《形容動詞》
断然(だんぜん)
押し切って何かを行うさま。きっぱり。決然と。絶対に。
他とかなり異なっているさま。なみはずれたさま。段違いに。
(出典:Wiktionary)
断
常用漢字
小5
部首:⽄
11画
然
常用漢字
小4
部首:⽕
12画
“断”で始まる語句
断
断崖
断念
断乎
断末魔
断食
断片
断々
断腸
断間
“断然”のふりがなが多い著者
石河幹明
小栗風葉
尾崎紅葉
二葉亭四迷
内田魯庵
アントン・チェーホフ
林不忘
海野十三
樋口一葉
福沢諭吉