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切物
ふりがな文庫
“切物”の読み方と例文
読み方
割合
きれもの
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きれもの
(逆引き)
随竜垣に手を掛けて
土庇
(
どびさし
)
の上へ飛上って、文治郎
鍔元
(
つばもと
)
へ垂れる
血
(
のり
)
を
振
(
ふる
)
いながら下をこう見ると、腕が良いのに
切物
(
きれもの
)
が良いから、すぱり
業平文治漂流奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
気を
判然
(
はっきり
)
して出直して、
切物
(
きれもの
)
か、刃物の歯ごたえのあるようにして、私に
断然
(
きっぱり
)
、(女と切れない。)と言わしてくれ。
日本橋
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
切物
(
きれもの
)
の皿に当って鳴る音が時々した。
鋏
(
はさみ
)
で肉をじょきじょき切るような響きが、強く誇張されて鼓膜を
威嚇
(
いかく
)
した。
明暗
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
切物(きれもの)の例文をもっと
(7作品)
見る
切
常用漢字
小2
部首:⼑
4画
物
常用漢字
小3
部首:⽜
8画
“切”で始まる語句
切
切支丹
切尖
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切符
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検索の候補
名物切
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与謝野晶子