“土庇”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
どびさし85.7%
どびし14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
随竜垣に手を掛けて土庇どびさしの上へ飛上って、文治郎鍔元つばもとへ垂れるのりふるいながら下をこう見ると、腕が良いのに切物きれものが良いから、すぱり
業平文治漂流奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
八年まえに妻が亡くなってから、殆んど使ったことはないが、深い土庇どびさし造りの縁側の向うは、横庭から湖水の一部を眺めることができた。
燕(つばくろ) (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
私が道楽をして江戸を喰詰くいつめ前橋へまいってって、棟梁の処から弁当をげて、あなたの処へ仕事に往った時、わっちアあのくらいな土庇どびしはねえと、いまだに眼に附いています、さわらの十二枚八分足はちぶあし