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『燕(つばくろ)』
ふりがな文庫
『
燕(つばくろ)
(
つばくろ(つばくろ)
)
』
佐藤正之助が手招きをした、「こっちだ、大丈夫だよ、祖父がいるだけだから」 「でも悪いわ」と阿部雪緒が囁いた、「お庭を通りぬけたりして、もしもみつかったらたいへんよ」 「こっちの松林をゆけば裏木戸があるんだ、木戸の外には栗の木が茂っているから …
著者
山本周五郎
初出
「オール読物」文藝春秋新社、1960(昭和35)年10月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約51分(500文字/分)
朗読目安時間
約1時間24分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
切
(
きれ
)
茸狩
(
きのこが
)
我
(
が
)
柄
(
つか
)
元締
(
もとじまり
)
咳
(
せ
)
家中
(
かちゅう
)
暈
(
ぼか
)
櫓
(
ろ
)
溜
(
た
)
燕
(
つばくろ
)
一揖
(
いちゆう
)
主殿
(
とのも
)
些
(
いささ
)
些細
(
ささい
)
仰
(
おっ
)
伴
(
つ
)
側女
(
そばめ
)
別墅
(
べっしょ
)
剃
(
そ
)
劬
(
いたわ
)
午
(
ひる
)
却
(
かえ
)
可愛
(
かわい
)
呆
(
あき
)
呟
(
つぶや
)
呻
(
うめ
)
唆
(
そそ
)
唸
(
うな
)
啜
(
すす
)
嗚咽
(
おえつ
)
嘲笑
(
ちょうしょう
)
噛
(
か
)
囁
(
ささや
)
囃
(
はや
)
国許
(
くにもと
)
土庇
(
どびさし
)
塞
(
ふさ
)
夕靄
(
ゆうもや
)
夕餉
(
ゆうげ
)
天床
(
てんじょう
)
太息
(
といき
)
嫉妬
(
しっと
)
嬌
(
なま
)
尖
(
とが
)
尤
(
もっと
)
尻尾
(
しっぽ
)
屏風
(
びょうぶ
)
庖丁
(
ほうちょう
)
急須
(
きゅうす
)
悠暢
(
ゆうちょう
)
惨憺
(
さんたん
)
慥
(
たし
)
憐
(
あわ
)
掴
(
つか
)
揃
(
そろ
)
撫
(
な
)
斃
(
たお
)
文
(
ふみ
)
早苗
(
さなえ
)
昂奮
(
こうふん
)
昏
(
く
)
朝餉
(
あさげ
)
棺桶
(
かんおけ
)
毀
(
こわ
)
注
(
つ
)
淹
(
い
)
渡貫
(
わたぬき
)
温和
(
おとな
)
溢
(
あふ
)
漕
(
こ
)
灘
(
なだ
)
火桶
(
ひおけ
)
焚
(
た
)
焚木
(
たきぎ
)
煽
(
あお
)
燄
(
ほのお
)
狸
(
たぬき
)
狼狽
(
ろうばい
)
玄斎
(
げんさい
)
痣
(
あざ
)
真砂
(
まさご
)
睨
(
にら
)
米浦
(
よねうら
)
紊
(
みだ
)
納戸
(
なんど
)
縹緻
(
きりょう
)
纒
(
まと
)
肚
(
はら
)
肴
(
さかな
)
胡桃
(
くるみ
)
舐
(
な
)
舷燈
(
げんとう
)
色褪
(
いろあ
)
艶
(
つや
)
苛立
(
いらだ
)
菓物
(
くだもの
)
蒼
(
あお
)
衿
(
えり
)
袂
(
たもと
)