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舷燈
ふりがな文庫
“舷燈”の読み方と例文
新字:
舷灯
読み方
割合
げんとう
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
げんとう
(逆引き)
窓ガラスに顔を押しつけて覗いて見ても、時たま沖の漁船の
舷燈
(
げんとう
)
が遠く遠くポッツリと浮んでいる外には、全く何の光りもなかった。
押絵と旅する男
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
决
(
けつ
)
して
愚
(
おろか
)
なる
船長
(
せんちやう
)
の
言
(
い
)
ふが
如
(
ごと
)
き、
怨靈
(
おんれう
)
とか
海
(
うみ
)
の
怪物
(
ばけもの
)
とかいふ
樣
(
やう
)
な
世
(
よ
)
に
在
(
あ
)
り
得可
(
うべ
)
からざる
者
(
もの
)
の
光
(
ひかり
)
ではなく、
緑
(
りよく
)
、
紅
(
こう
)
の
兩燈
(
りようとう
)
は
確
(
たしか
)
に
船
(
ふね
)
の
舷燈
(
げんとう
)
で
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
入り江の奥より望めば
舷燈
(
げんとう
)
高くかかりて星かとばかり、燈影低く映りて
金蛇
(
きんだ
)
のごとく。
寂漠
(
せきばく
)
たる山色月影のうちに浮かんで、あだかも絵のように見えるのである。
少年の悲哀
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
舷燈(げんとう)の例文をもっと
(6作品)
見る
舷
常用漢字
中学
部首:⾈
11画
燈
部首:⽕
16画
“舷”で始まる語句
舷
舷側
舷梯
舷々
舷窓
舷門
舷端
舷墻
舷外
舷灯
“舷燈”のふりがなが多い著者
押川春浪
国木田独歩
江戸川乱歩
山本周五郎