『少年の悲哀（こどものかなしみ）』

少年の歓喜が詩であるならば、少年の悲哀もまた詩である。自然の心に宿る歓喜にしてもし歌うべくんば、自然の心にささやく悲哀もまた歌うべきであろう。 ともかく、僕は僕の少年の時の悲哀の一ツを語ってみようと思うのである。（と一人の男が話しだした。） …

著者	国木田独歩
ジャンル	文学 > 日本文学 > 小説 物語
文字種別	新字新仮名
読書目安時間	約12分（500文字/分）
朗読目安時間	約20分（300文字/分）

作品に特徴的な語句

間（げん） 面（おも） 方（がた） 画図（がず） 燈（あかり） 櫓（ろ） 田畑（でんぱた） 酒肴（さけさかな） 行（い） 背（せ） 寂（せき） 少年（こども） 二十（はたち） 一間（ひとま） 生涯（しょうがい） 男女（なんにょ） 両親（ふたおや） 舟中（しゅうちゅう） 舷燈（げんとう） 艘（そう） 蒼茫（そうぼう） 袖（そで） 金蛇（きんだ） 上（のぼ） 靄（もや） 伝馬（てんま） 宵（よい） 何日（いつ） 叔母（おば） 叔父（おじ） 哀情（かなしみ） 姉弟（きょうだい） 孤児（みなしご） 宅（うち） 室（へや） 泥臭（どろくさ） 寂寥（せきりょう） 寂漠（せきばく） 悲哀（かなしみ） 手酌（てじゃく） 拠（よ） 一息（ひといき） 最中（もなか） 歓喜（よろこび）

題名が同じ作品

少年の悲哀 （旧字旧仮名）／ 国木田独歩 （著）