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寂漠
ふりがな文庫
“寂漠”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
せきばく
85.7%
さび
14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
せきばく
(逆引き)
多門の心にはこれまでになく
寂漠
(
せきばく
)
としたあるものが感じられ、その感じは刻々と
増
(
ま
)
さってゆくように思った。多門は胴ぶるいをした。
ゆめの話
(新字新仮名)
/
室生犀星
(著)
まるで歌壇は
寂漠
(
せきばく
)
たるもので、ことに後堀河院は二十三で崩御、次の四条天皇は十二で崩御というふうに、歴代お若かったのであるから
中世の文学伝統
(新字新仮名)
/
風巻景次郎
(著)
寂漠(せきばく)の例文をもっと
(6作品)
見る
さび
(逆引き)
眠元朗は全く
明瞭
(
はっきり
)
すぎるくらい明らかな
寂漠
(
さび
)
しい
風表
(
かざおもて
)
に
佇
(
た
)
っているような顔をしていた。——しかしかれは黙ってむしろ気難しそうに口をゆがめて返事をしなかった。
みずうみ
(新字新仮名)
/
室生犀星
(著)
寂漠(さび)の例文をもっと
(1作品)
見る
寂
常用漢字
中学
部首:⼧
11画
漠
常用漢字
中学
部首:⽔
13画
“寂”で始まる語句
寂
寂寞
寂然
寂寥
寂莫
寂滅
寂静
寂々
寂滅為楽
寂々寥々
“寂漠”のふりがなが多い著者
峠三吉
風巻景次郎
室生犀星
国木田独歩
夏目漱石