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舷々
ふりがな文庫
“舷々”の読み方と例文
読み方
割合
げんげん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
げんげん
(逆引き)
まだ
舷々
(
げんげん
)
相摩
(
あいま
)
しもせぬ戦の真先に、弟を討たれて、
蔡瑁
(
さいぼう
)
は心頭に怒気を燃やし、一気に呉の船列を粉砕せよと声をからして、将楼から号令した。
三国志:07 赤壁の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
翠嶂
(
すいしょう
)
山と呼ぶこのあたり、何かわびしい岩礁と
白砂
(
はくさ
)
との間に高瀬舟の幾つかが水にゆれ、波に漂って、
舷々
(
げんげん
)
相摩
(
あいま
)
するところ、
誰
(
たれ
)
がつけたかその名も香木峡という。
木曾川
(新字新仮名)
/
北原白秋
(著)
船と船とが、すれ違いになったとき、方船は黒船の
舷側
(
げんそく
)
にぴったりと吸付いてしまった。いや、吸付いたとみたのは、
汐
(
しお
)
のために、
舷々
(
げんげん
)
相
(
あい
)
摩
(
ま
)
したのだ。方船の生残者たちは
怪奇人造島
(新字新仮名)
/
寺島柾史
(著)
舷々(げんげん)の例文をもっと
(7作品)
見る
舷
常用漢字
中学
部首:⾈
11画
々
3画
“舷々”で始まる語句
舷々相摩
“舷々”のふりがなが多い著者
寺島柾史
北原白秋
吉川英治