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椹
ふりがな文庫
“椹”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
さわら
88.2%
さはら
11.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さわら
(逆引き)
対岸には山が迫って、檜木、
椹
(
さわら
)
の直立した森林がその断層を
覆
(
おお
)
うている。とがった三角を並べたように重なり合った木と木の
梢
(
こずえ
)
の感じも深い。
夜明け前:01 第一部上
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
何処も彼処もぴかぴかと黒く光るなかへこればかりは新らしく容れられた縁の部厚な
椹
(
さわら
)
の風呂桶の生々しい肌の色が、白くほっかりと浮んで見えた。
かやの生立
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
椹(さわら)の例文をもっと
(15作品)
見る
さはら
(逆引き)
檜木
(
ひのき
)
、
椹
(
さはら
)
、
明檜
(
あすひ
)
、
槇
(
まき
)
、
𣜌
(
ねず
)
——それを
木曾
(
きそ
)
の
方
(
はう
)
では
五木
(
ごぼく
)
といひまして、さういふ
木
(
き
)
の
生
(
は
)
えた
森
(
もり
)
や
林
(
はやし
)
があの
深
(
ふか
)
い
谷間
(
たにあひ
)
に
茂
(
しげ
)
つて
居
(
ゐ
)
るのです。
ふるさと
(旧字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
メロンの包みを抱いて、くみ子が
椹
(
さはら
)
の垣根のそばにきまり惡さうに立つた待つてゐた。母は初めは不快さうだつたが、それでもお上りなさいと云つてゐる。
多摩川
(旧字旧仮名)
/
林芙美子
(著)
椹(さはら)の例文をもっと
(2作品)
見る
“椹”の意味
《名詞》
(国訓)サワラ - ヒノキ科ヒノキ属の樹木。
(出典:Wiktionary)
“椹(サワラ(植物))”の解説
サワラ(椹、学名: Chamaecyparis pisifera)は、ヒノキ科ヒノキ属の1種。日本特産の針葉樹である。
(出典:Wikipedia)
椹
漢検1級
部首:⽊
13画
植物の漢字
黍
黄蜀葵
黄葉
黄檗
黄楊
鹹草
鷺草
鴨脚樹
鳶尾
鳳仙花
鳥甲
鳥兜
鬼蓮
鬼灯
馬酔木
馬尾藻
風信子
青茅
雛芥子
雁皮
...
“椹”を含む語句
椹島
椹野川
“椹”のふりがなが多い著者
島崎藤村
小島烏水
木暮理太郎
正岡容
林芙美子
佐左木俊郎
三遊亭円朝
中里介山
久生十蘭
国枝史郎