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断念
ふりがな文庫
“断念”のいろいろな読み方と例文
旧字:
斷念
読み方
割合
あきら
69.3%
あきらめ
17.0%
だんねん
9.1%
おもいき
2.3%
おもいきり
1.1%
おもひき
1.1%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あきら
(逆引き)
が、乞食はどうしても馬を
起
(
た
)
ち上らせることが出来ないものだから、
断念
(
あきら
)
めてしまって、今度は馬子の方へ行って彼を救い出そうとした。
乞食
(新字新仮名)
/
モーリス・ルヴェル
(著)
断念(あきら)の例文をもっと
(50作品+)
見る
あきらめ
(逆引き)
ちょっとなまって、甘えるような口ぶりが、なお、きっぱりと
断念
(
あきらめ
)
がよく聞えた。いやが上に、それも
可哀
(
あわれ
)
で、その、いじらしさ。
神鷺之巻
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
断念(あきらめ)の例文をもっと
(15作品)
見る
だんねん
(逆引き)
彼は、山を下りることを朝まで
断念
(
だんねん
)
するしかないと思った。むりをして下りれば、足をふみすべらして谷底へ落ちるおそれがある。
少年探偵長
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
断念(だんねん)の例文をもっと
(8作品)
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▼ すべて表示
おもいき
(逆引き)
それはそうとどうしようかしらん、到底言わずには置けん
事
(
こっ
)
たから、今夜にも帰ッたら、
断念
(
おもいき
)
ッて言ッてしまおうかしらん。
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
断念(おもいき)の例文をもっと
(2作品)
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おもいきり
(逆引き)
「ハテそうしては
彼娘
(
あれ
)
が……」ト文三は少しく
萎
(
しお
)
れたが……不図又叔母の
悪々
(
にくにく
)
しい
者面
(
しゃっつら
)
を
憶出
(
おもいいだ
)
して、又
憤然
(
やっき
)
となり、「糞ッ止めても止まらぬぞ」ト
何時
(
いつ
)
にない
断念
(
おもいきり
)
のよさ。
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
断念(おもいきり)の例文をもっと
(1作品)
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おもひき
(逆引き)
「それでも
断念
(
おもひき
)
つて切つて了ふのかいの、欲しないかい。」とお光は子供にでも言ふやうに笑ひながら言つた。
厄年
(新字旧仮名)
/
加能作次郎
(著)
断念(おもひき)の例文をもっと
(1作品)
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断
常用漢字
小5
部首:⽄
11画
念
常用漢字
小4
部首:⼼
8画
“断念”の類義語
万歳
“断”で始まる語句
断
断崖
断乎
断末魔
断然
断食
断片
断々
断腸
断間
検索の候補
御断念
不断常行念仏
“断念”のふりがなが多い著者
小栗虫太郎
大倉燁子
泉鏡花
内田魯庵
下村湖人
木下尚江
モーリス・ルヴェル
二葉亭四迷
幸田露伴
甲賀三郎