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悪々
ふりがな文庫
“悪々”のいろいろな読み方と例文
旧字:
惡々
読み方
割合
にくにく
75.0%
にく/\
25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
にくにく
(逆引き)
鷹揚
(
おうよう
)
に腰を下した、出札の河合は上衣の
袖
(
そで
)
を通しながら入って来たが、横眼で
悪々
(
にくにく
)
しそうに大槻を
睨
(
にら
)
まえながら、奥へ行ってしまった。
駅夫日記
(新字新仮名)
/
白柳秀湖
(著)
悪々
(
にくにく
)
しい皮肉を聞かされて、グッと行きづまって了い、手を
拱
(
く
)
んだまま
暫時
(
しばし
)
は頭も
得
(
え
)
あげず、涙をほろほろこぼしていたが
酒中日記
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
悪々(にくにく)の例文をもっと
(6作品)
見る
にく/\
(逆引き)
亥太郎は少しも恐れないで「早く
打
(
ぶ
)
ってお
呉
(
く
)
んねえ」などと云い、脊中に猪の刺青が
刺
(
ほ
)
ってあり、
悪々
(
にく/\
)
しいからぴしーり/\と
打
(
う
)
ちます。
業平文治漂流奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
士「やア
此奴
(
こいつ
)
悪々
(
にく/\
)
しい奴だ、
此方
(
こっち
)
で切ろうとも云わないに切られようとする馬鹿な奴だなア」
業平文治漂流奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
悪々(にく/\)の例文をもっと
(2作品)
見る
悪
常用漢字
小3
部首:⼼
11画
々
3画
“悪”で始まる語句
悪
悪戯
悪口
悪寒
悪魔
悪辣
悪漢
悪罵
悪戯者
悪業
“悪々”のふりがなが多い著者
白柳秀湖
杉山萠円
二葉亭四迷
三遊亭円朝
アントン・チェーホフ
国木田独歩
伊藤野枝
夢野久作