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憤然
ふりがな文庫
“憤然”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ふんぜん
66.7%
むっ
19.0%
むつ
7.1%
やっき
4.8%
やッき
2.4%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ふんぜん
(逆引き)
尤
(
もつと
)
も、あれで
若
(
も
)
しどつちかが
斷然
(
だんぜん
)
強
(
つよ
)
くでもなつたとしたら、
恐
(
おそ
)
らく
進
(
すゝ
)
まぬ方は
憤然
(
ふんぜん
)
町内を
蹴
(
け
)
つて
去
(
さ
)
つたかも知れない。
桑
(
くは
)
原、
桑
(
くは
)
原!
下手の横好き:―将棋いろいろ―
(旧字旧仮名)
/
南部修太郎
(著)
憤然(ふんぜん)の例文をもっと
(28作品)
見る
むっ
(逆引き)
僕はまた
髯
(
ひげ
)
がさ、(
水上
(
みなかみ
)
さん)て呼ぶから、何だと思って二階から
覗
(
のぞ
)
くと、
姉様
(
ねえさん
)
は
突伏
(
つっぷ
)
して泣いてるし、髯は
壇階子
(
だんばしご
)
の
下口
(
おりぐち
)
に
突立
(
つった
)
ってて、
憤然
(
むっ
)
とした
顔色
(
かおつき
)
で
化銀杏
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
憤然(むっ)の例文をもっと
(8作品)
見る
むつ
(逆引き)
『馬鹿なことを言ひ給へ。』と準教員はすこし
憤然
(
むつ
)
とする。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
憤然(むつ)の例文をもっと
(3作品)
見る
▼ すべて表示
やっき
(逆引き)
憤然
(
やっき
)
となって二日二晩も考えた末、又一策を案じ出して、今度は昼のお糸さんの
手隙
(
てすき
)
の時に、何とか
好加減
(
いいかげん
)
な口実を設けて酒を命じた。
平凡
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
憤然(やっき)の例文をもっと
(2作品)
見る
やッき
(逆引き)
我部屋へ戻りてから、始めて、
後馳
(
おくればせ
)
に
憤然
(
やッき
)
となッて「一生お嫁になんぞ行くもんか」と奮激した。
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
憤然(やッき)の例文をもっと
(1作品)
見る
憤
常用漢字
中学
部首:⼼
15画
然
常用漢字
小4
部首:⽕
12画
“憤”で始まる語句
憤
憤怒
憤懣
憤慨
憤々
憤激
憤怨
憤恚
憤恨
憤悶
“憤然”のふりがなが多い著者
押川春浪
二葉亭四迷
下村湖人
木下尚江
壺井栄
徳冨蘆花
清水紫琴
島崎藤村
蒲 松齢
作者不詳