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むっ
ふりがな文庫
“むっ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
勃然
47.1%
憤然
23.5%
怫然
8.8%
六
5.9%
憤
5.9%
噎
2.9%
怫
2.9%
慍然
2.9%
▼ 他 5 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
勃然
(逆引き)
自分が綱を引きさえすれば兵馬などはどうでもなるように、呑みきっている物の言いぶりでしたから兵馬は
勃然
(
むっ
)
として
大菩薩峠:06 間の山の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
むっ(勃然)の例文をもっと
(16作品)
見る
憤然
(逆引き)
と、ちらちらした目付で、娘を
嬲
(
なぶ
)
りにかかる。娘はすこし
憤然
(
むっ
)
として見せて
藁草履
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
むっ(憤然)の例文をもっと
(8作品)
見る
怫然
(逆引き)
チョイと云う事からしてまず
気
(
き
)
に障わる。文三も
怫然
(
むっ
)
とはしたが、
其処
(
そこ
)
は内気だけに何とも言わなかった。
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
むっ(怫然)の例文をもっと
(3作品)
見る
▼ すべて表示
六
(逆引き)
私がまだ
六
(
むっ
)
つか
七
(
なな
)
つの時分でした。
梨の実
(新字新仮名)
/
小山内薫
(著)
むっ(六)の例文をもっと
(2作品)
見る
憤
(逆引き)
わざわざ草花を買って持って行ってやっても、
憤
(
むっ
)
と
膨
(
ふく
)
れている事さえあった。自分は枕元で書物を読んだり、看護婦を相手にしたり、時間が来ると病人に薬を
呑
(
の
)
ませたりした。
行人
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
むっ(憤)の例文をもっと
(2作品)
見る
噎
(逆引き)
扉
(
ドア
)
を開くと、
噎
(
むっ
)
とするような暖気が襲ってきて、それは熱に熟れた、様々な花粉の香りが——妙に官能を
唆
(
そそ
)
るような、一種名状しようのない媚臭で、鼻孔を塞いでくるのだった。
黒死館殺人事件
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
むっ(噎)の例文をもっと
(1作品)
見る
怫
(逆引き)
これにはお絹も
怫
(
むっ
)
としました。
大菩薩峠:23 他生の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
むっ(怫)の例文をもっと
(1作品)
見る
慍然
(逆引き)
小野田は心から厭そうにお島にそれを言出されると、苦笑しながら
慍然
(
むっ
)
として言った。
あらくれ
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
むっ(慍然)の例文をもっと
(1作品)
見る
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