トップ
>
ぼつぜん
ふりがな文庫
“ぼつぜん”の漢字の書き方と例文
語句
割合
勃然
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
勃然
(逆引き)
言葉は柔かいが、平次の胸の中には、
勃然
(
ぼつぜん
)
として、命がけの決心が
定
(
きま
)
ったようです。後ろ指をさされるような心持で、そのまま外へ——。
銭形平次捕物控:010 七人の花嫁
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
反絵の顔は
勃然
(
ぼつぜん
)
として
朱
(
しゅ
)
を浮べると、彼の
拳
(
こぶし
)
は反耶の
角髪
(
みずら
)
を打って鳴っていた。反耶は頭をかかえて倒れながら宿禰を呼んだ。
日輪
(新字新仮名)
/
横光利一
(著)
勃然
(
ぼつぜん
)
としてその
深奥
(
しんおう
)
にして
窺知
(
きち
)
すべからざる、巧妙なる、美妙なる、奇妙なる、霊妙なる、麗質を、惜気もなく発揚し
了
(
おわ
)
った。
吾輩は猫である
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
ぼつぜん(勃然)の例文をもっと
(74作品)
見る
検索の候補
ぼつねん
むき
むっ
むっく
むっくり
むつ
むつく
むッくり
やつき