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窺知
ふりがな文庫
“窺知”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
きち
64.7%
うかがいし
29.4%
うかゞひし
5.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きち
(逆引き)
彼らが凡人よりも早く事物の要点を見る
明晰
(
めいせき
)
の頭脳を有することは疑いなきも、また凡人の
窺知
(
きち
)
し得ざる苦労を
経
(
ふ
)
るのである。
光圀卿
(
みつくにきょう
)
の
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
窺知(きち)の例文をもっと
(11作品)
見る
うかがいし
(逆引き)
採菊山人は
即
(
すなわち
)
山々亭有人
(
さんさんていありんど
)
にして
仮名垣魯文
(
かながきろぶん
)
の歿後われら後学の徒をして明治の世に江戸戯作者の風貌を
窺知
(
うかがいし
)
らしめしもの実にこの翁
一人
(
いちにん
)
ありしのみ。
書かでもの記
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
窺知(うかがいし)の例文をもっと
(5作品)
見る
うかゞひし
(逆引き)
馬鹿〻〻
(
ばか/\
)
しいことだが、此の様な事もあつたかと思ふと、何程都の人〻が将門に
魘
(
おび
)
えたかといふことが
窺知
(
うかゞひし
)
られる。菅公に
魘
(
おび
)
え、将門に魘え、天神、明神は沢山に世に
祀
(
まつ
)
られてゐる。
平将門
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
窺知(うかゞひし)の例文をもっと
(1作品)
見る
“窺知”の意味
《名詞》
探って知ること。窺い知ること。
(出典:Wiktionary)
窺
漢検準1級
部首:⽳
16画
知
常用漢字
小2
部首:⽮
8画
“窺”で始まる語句
窺
窺見
窺視
窺窬
窺伺
窺寄
窺得
窺測
窺覗
窺込
“窺知”のふりがなが多い著者
加能作次郎
新渡戸稲造
小栗虫太郎
永井荷風
林不忘
中里介山
谷崎潤一郎
幸田露伴
和辻哲郎
夏目漱石