“ぼつねん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
勃然63.6%
歿年36.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
勃然ぼつねんと怒り心頭に燃えた松平の家臣竹中左次兵衛、君塚龍太郎その他覇気満溢はきまんいつの若侍輩は幕の蔭に潜んでひそかに鉢巻襷の用意をした上、大刀の目釘に熱いしめりをくれて
剣難女難 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
平次は勃然ぼつねんと起ち上がりました。
三斎の歿年ぼつねんからせば、三回忌は慶安元年になるからである。そこで改めて万治元年十三回忌とした。興津が長崎にったのは、いつだか分からない。
そのは元祖清信が歿年ぼつねん(享保十四年)の頃より寛延かんえん三年の頃まで続いていでしが故に、時として元祖清信の作と混同しておおい今日こんにちの研究者を苦しましむ。
江戸芸術論 (新字新仮名) / 永井荷風(著)