興津弥五右衛門の遺書(初稿)おきつやごえもんのいしょ(しょこう)
某儀今年今月今日切腹して相果候事いかにも唐突の至にて、弥五右衛門奴老耄したるか、乱心したるかと申候者も可有之候えども、決して左様の事には無之候。某致仕候てより以来、当国船岡山の西麓に形ばかりなる草庵を営み罷在候えども、先主人松向寺殿御逝去遊 …
作品に特徴的な語句
ともし たてまつ おおせ 掻切かっきり 御遣おんつか にほ 御覚おんおぼえ こうむ つら 雀躍じゃくやく おお そうら さる てつ むな たも まかり つかわ こう くだ さむらい そろ 名告なのり とがめ 唐突とうとつ 嘲笑あざわら 御用おんもち おぼ 所為しょい ほう 方々かたがた むね すゑ 杵築きつき それがし 相果あいはて 相認あいしたため 老耄ろうもう いたり 郭公ほととぎす 丁度ちょうど 万治まんじ 上様うえさま まる 主上しゅじょう 乙酉きのととり こと 事々ことごと 些少さしょう 仔細しさい つかまつ もっ 仰附おおせつ 伽羅きゃら 位牌いはい にわか 元服げんぷく 光尚みつひさ 入懇じっこん 八代やつしろ うち 初音はつね 制禁せいきん まえ 力瘤ちからこぶ 勿論もちろん 叡感えいかん 召具めしぐ 名聞みょうもん 唐金からかね 国替くにがえ 国許くにもと 堪能たんのう ほか 天晴あっぱれ 奉慕したいたてまつり はじめ 嫡子ちゃくし ぞん 安堵あんど 寛文かんぶん 尤物ゆうぶつ 差下さしくだ 希代きたい 平生へいぜい 彼者かのもの 待得まちえ 御事おんこと 忠利ただとし 忠興ただおき もと