トップ
>
事々
ふりがな文庫
“事々”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ことごと
76.9%
こと/″\
23.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ことごと
(逆引き)
ただ、道具の鈍いのは難で、素人離れのしないのは欠点といえば欠点だが、
事々
(
ことごと
)
しく私へ弟子入りするほどの必要もないかと思う。
幕末維新懐古談:79 その後の弟子の事
(新字新仮名)
/
高村光雲
(著)
しからば僕よりも知恵の劣った人が悪口するなら、自分より劣ったものを相手とし、
事々
(
ことごと
)
しく弁解する労を取るだけの価値がない。
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
事々(ことごと)の例文をもっと
(10作品)
見る
こと/″\
(逆引き)
此帝都
(
このていと
)
を去りて
絶海無人
(
ぜつかいむじん
)
の
島
(
たう
)
をさして去りぬ、
此
(
こ
)
の
壮
(
さか
)
んなる
様
(
さま
)
を目撃したる
数萬
(
すうまん
)
の人、
各々
(
めい/\
)
が思ふ
事々
(
こと/″\
)
につき、いかに
興奮感起
(
こうふんかんき
)
したる、ことに
少壮
(
せうさう
)
の人の
頭脳
(
づなう
)
には
隅田の春
(新字旧仮名)
/
饗庭篁村
(著)
次
(
つぎ
)
に
來
(
き
)
たのは
多
(
おほ
)
くの
賓客
(
まらうど
)
で、
大抵
(
たいてい
)
は
王樣
(
わうさま
)
と
女王樣
(
ぢよわうさま
)
とで、その
中
(
なか
)
に
愛
(
あい
)
ちやんは
白兎
(
しろうさぎ
)
の
居
(
ゐ
)
るのを
看
(
み
)
て
取
(
と
)
りました、それはさも
忙
(
いそが
)
しさうに、
氣短
(
きみじ
)
がに
話
(
はな
)
しながら、
云
(
い
)
はれる
事々
(
こと/″\
)
に
笑
(
わら
)
ひ
興
(
きよう
)
じて
愛ちやんの夢物語
(旧字旧仮名)
/
ルイス・キャロル
(著)
事々(こと/″\)の例文をもっと
(3作品)
見る
事
常用漢字
小3
部首:⼅
8画
々
3画
“事々”で始まる語句
事々物々
“事々”のふりがなが多い著者
饗庭篁村
新渡戸稲造
南方熊楠
国木田独歩
有島武郎
夏目漱石
森鴎外
高村光雲
吉川英治
永井荷風