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事々
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こと/″\
ふりがな文庫
“
事々
(
こと/″\
)” の例文
此帝都
(
このていと
)
を去りて
絶海無人
(
ぜつかいむじん
)
の
島
(
たう
)
をさして去りぬ、
此
(
こ
)
の
壮
(
さか
)
んなる
様
(
さま
)
を目撃したる
数萬
(
すうまん
)
の人、
各々
(
めい/\
)
が思ふ
事々
(
こと/″\
)
につき、いかに
興奮感起
(
こうふんかんき
)
したる、ことに
少壮
(
せうさう
)
の人の
頭脳
(
づなう
)
には
隅田の春
(新字旧仮名)
/
饗庭篁村
(著)
次
(
つぎ
)
に
來
(
き
)
たのは
多
(
おほ
)
くの
賓客
(
まらうど
)
で、
大抵
(
たいてい
)
は
王樣
(
わうさま
)
と
女王樣
(
ぢよわうさま
)
とで、その
中
(
なか
)
に
愛
(
あい
)
ちやんは
白兎
(
しろうさぎ
)
の
居
(
ゐ
)
るのを
看
(
み
)
て
取
(
と
)
りました、それはさも
忙
(
いそが
)
しさうに、
氣短
(
きみじ
)
がに
話
(
はな
)
しながら、
云
(
い
)
はれる
事々
(
こと/″\
)
に
笑
(
わら
)
ひ
興
(
きよう
)
じて
愛ちやんの夢物語
(旧字旧仮名)
/
ルイス・キャロル
(著)
斯んな場合には
兄
(
あに
)
と喧嘩をしても、
父
(
ちゝ
)
と口論をしても、平岡の
為
(
ため
)
に計つたらう、又其
計
(
はか
)
つた通りを平岡の所へ
来
(
き
)
て
事々
(
こと/″\
)
しく吹聴したらうが、それを予期するのは、矢っ張り昔しの平岡で
それから
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
事
常用漢字
小3
部首:⼅
8画
々
3画
“事々”で始まる語句
事々物々