-
トップ
>
-
氣短
ベンヺ おゝ、ロミオ/\、マーキューシオーはお
死にゃったぞよ! あの
勇敢な
魂は
氣短に
此世を
厭うて、
雲の
上へ
昇ってしまうた。
葉もまだ
落ちない。
形は
何處か、
影も
見えない。
豫て
氣短なのは
知つて
居る。
特に
御病氣。
何かのお
慰に
成らうものを、
早く、と
思ふが
見當らない。
蓑蟲戀しく
途に
迷つた。
『それで
結構さ!』と
芋蟲は
氣短かに
云つて、ツイと
伸し
上ると(それが
丁度三
寸の
高さでした)。
次に
來たのは
多くの
賓客で、
大抵は
王樣と
女王樣とで、その
中に
愛ちやんは
白兎の
居るのを
看て
取りました、それはさも
忙しさうに、
氣短がに
話しながら、
云はれる
事々に
笑ひ
興じて