“乙酉”の読み方と例文
読み方割合
きのととり100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
某が相果て候今日は、万治元戊戌年つちのえいぬのとし十二月二日に候えば、さる正保二乙酉きのととり十二月二日に御逝去ごせいきょ遊ばされそろ松向寺殿の十三回忌に相当致しおり候事に候。
正保二乙酉きのととり年五月十九日、熊本で死んだ。養子宮本伊織の建てた碑が未だに小倉市外に立っている。
巌流島 (新字新仮名) / 直木三十五(著)
乙酉きのととり、天皇皇后及び草壁皇子尊くさかべのみこのみこと大津皇子おほつのみこ高市皇子たけちのみこ河島皇子かはしまのみこ忍壁皇子おさかべのみこ芝基皇子しきのみこみことのりしてのたまはく、れ今日なんぢ等とともおほばちかひて、千歳の後に事無からむとほりす。奈之何いかに
大和古寺風物誌 (新字新仮名) / 亀井勝一郎(著)