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乙酉
ふりがな文庫
“乙酉”の読み方と例文
読み方
割合
きのととり
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きのととり
(逆引き)
某が相果て候今日は、万治元
戊戌年
(
つちのえいぬのとし
)
十二月二日に候えば、さる正保二
乙酉
(
きのととり
)
十二月二日に
御逝去
(
ごせいきょ
)
遊ばされ
候
(
そろ
)
松向寺殿の十三回忌に相当致しおり候事に候。
興津弥五右衛門の遺書(初稿)
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
正保二
乙酉
(
きのととり
)
年五月十九日、熊本で死んだ。養子宮本伊織の建てた碑が未だに小倉市外に立っている。
巌流島
(新字新仮名)
/
直木三十五
(著)
乙酉
(
きのととり
)
、天皇皇后及び
草壁皇子尊
(
くさかべのみこのみこと
)
、
大津皇子
(
おほつのみこ
)
、
高市皇子
(
たけちのみこ
)
、
河島皇子
(
かはしまのみこ
)
、
忍壁皇子
(
おさかべのみこ
)
、
芝基皇子
(
しきのみこ
)
に
詔
(
みことのり
)
して
曰
(
のたまは
)
く、
朕
(
あ
)
れ今日
汝
(
なんぢ
)
等と
倶
(
とも
)
に
庭
(
おほば
)
に
盟
(
ちか
)
ひて、千歳の後に事無からむと
欲
(
ほり
)
す。
奈之何
(
いかに
)
。
大和古寺風物誌
(新字新仮名)
/
亀井勝一郎
(著)
乙酉(きのととり)の例文をもっと
(4作品)
見る
“乙酉”の解説
乙酉(きのととり、おつぼくのとり、いつゆう)は、干支の一つ。
干支の組み合わせの22番目で、前は甲申、次は丙戌である。陰陽五行では、十干の乙は陰の木、十二支の酉は陰の金で、相剋(金剋木)である。
(出典:Wikipedia)
乙
常用漢字
中学
部首:⼄
1画
酉
漢検準1級
部首:⾣
7画
干支
酉
還暦
辰
辛酉
辛未
辛巳
辛卯
辛亥
辛丑
辛
納音
癸酉
癸未
癸巳
癸卯
癸亥
癸丑
癸
申
甲辰
...
“乙”で始まる語句
乙
乙女
乙姫
乙卯
乙州
乙亥
乙鳥
乙姫様
乙若
乙女椿
“乙酉”のふりがなが多い著者
亀井勝一郎
木下杢太郎
直木三十五
森鴎外