トップ
>
乙若
ふりがな文庫
“乙若”の読み方と例文
読み方
割合
おとわか
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おとわか
(逆引き)
「大きくなったなあ、わしは弥右衛門どのの友達の
乙若
(
おとわか
)
だよ。織田様に仕えていた頃、同じ足軽組にいた者だ」
新書太閤記:01 第一分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ちょうど
冬
(
ふゆ
)
のことで、
雪
(
ゆき
)
がたいそう
降
(
ふ
)
っていました。
常磐
(
ときわ
)
は
牛若
(
うしわか
)
を
懐
(
ふところ
)
に
入
(
い
)
れて、
乙若
(
おとわか
)
の手をひいて、
雪
(
ゆき
)
の中を
歩
(
ある
)
いて行きました。
今若
(
いまわか
)
はそのあとからついて行きました。
牛若と弁慶
(新字新仮名)
/
楠山正雄
(著)
ことし
六歳
(
むっつ
)
の
乙若
(
おとわか
)
と、八歳になった
今若
(
いまわか
)
のふたりが、寒さに、ひしと抱き合って、無心な寝息をもらしていた。それに掛けてあるのは一枚の母の上着だけであった。
源頼朝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
乙若(おとわか)の例文をもっと
(3作品)
見る
“乙若(義円)”の解説
義円(ぎえん)または源 義円(みなもと の ぎえん、久寿2年〈1155年〉 - 治承5年3月10日〈1181年4月25日〉)は、平安時代末期の僧侶で、源義朝の八男。
母は常盤御前で、幼名は乙若丸。同母兄に阿野全成(幼名:今若丸)、同母弟に源義経(幼名:牛若丸)がいる。源頼朝の異母弟。子に愛智義成。
(出典:Wikipedia)
乙
常用漢字
中学
部首:⼄
1画
若
常用漢字
小6
部首:⾋
8画
“乙”で始まる語句
乙
乙女
乙姫
乙卯
乙州
乙亥
乙鳥
乙姫様
乙女椿
乙吉
“乙若”のふりがなが多い著者
吉川英治
楠山正雄