“乙亥”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
きのとい50.0%
いつがい37.5%
おつがい12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
隆盛たかもりはとにかく、事がらによっては十八年の十が脱落したという可能性もある。しかし明治八乙亥きのといとあればまず八年に間違いはないのである。
自由画稿 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
ウイルレム第一世は安永元年壬辰じんしんに生れ、文化十二年乙亥いつがいに王位に封ぜられ、天保十一年庚子こうし今王に位を譲り、同十四年癸卯きぼうしゅっす。
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
嘉永元年戊申ぼしん八月二十九日と書し、左右に戒譽西村清常居士、文政三年庚寅かういん十二月十二日、松壽院妙眞日實信女、文化十二年乙亥おつがい正月十七日と書してある。
寿阿弥の手紙 (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)