“隆盛”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
たかもり33.3%
りうせい33.3%
さかん11.1%
りゅうせい11.1%
りゆうせい11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
隆盛たかもりはとにかく、事がらによっては十八年の十が脱落したという可能性もある。しかし明治八乙亥きのといとあればまず八年に間違いはないのである。
自由画稿 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
日本にほん麻雀マアジヤン近頃ちかごろ少々せう/\ねこ杓子しやくしものかんじになつてしまつたが、わづか四五ねんほどのあひだにこれほど隆盛りうせい勝負事しようぶごとはあるまいし
麻雀を語る (旧字旧仮名) / 南部修太郎(著)
八年以来このかたわずらい煩いしていた細君が快くなったというだけでも大したことであるのに、家はますます隆盛さかんな方だし、出入ではいりするものも多くなって来たし、好い事だらけだ。
桜の実の熟する時 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
科学小説を大いに隆盛りゅうせいにしたい。僕一人の力だけでは到底どうなるわけのものではない。
『地球盗難』の作者の言葉 (新字新仮名) / 海野十三(著)
しかるに当今たうこんいたつては寄席商売よせしようばいふものが大層たいそうえて、斯様かやう隆盛りゆうせい相成あひなつたのでござります。
落語の濫觴 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)