“隆升軒信階”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
りゆうしようけんのぶしな50.0%
りうしようけんのぶしな50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
蘭軒の家では、文化紀元八月十六日の晩に茶山がおとづれた時、蘭軒の父隆升軒信階りゆうしようけんのぶしななほすこやかであつたから、定て客と語を交へたことであらう。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
寛政九年には春水五十二、茶山五十で、蘭軒は僅に二十一である。わたくしは初め春水、茶山等は蘭軒の父隆升軒信階りゆうしようけんのぶしなの友ではなからうかと疑つた。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
十一月二十八日に、榛軒は祖父隆升軒信階りうしようけんのぶしな筮仕ぜいしの記念会を催した。信階が福山侯に仕へてより五十年になつてゐたのである。めぐむさんの蔵する所の木村定良さだよしの文を此に録する。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)