“信階”の読み方と例文
読み方割合
のぶしな100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
五月二十八日に、蘭軒の父にして榛軒の祖父なる信階(のぶしな)の三十三回忌が営まれたらしい。徳(めぐむ)さんの蔵する一枚の色紙がある。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
此年享和三年に蘭軒の父信階(のぶしな)の仕へてゐる阿部家に代替があつた。伊勢守正倫(まさとも)が十月六日に病に依つて致仕し子主計頭正精(かぞへのかみまさきよ)が家を継いだのである。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
信栄の歿した時、信美は猶幼(いとけな)かつたので、信美の祖父信政は信栄の妹曾能に婿を取り、所謂(いはゆる)中継として信栄の後を承(う)けしめた。此女婿が信階(のぶしな)である。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)