“おつがい”の漢字の書き方と例文
語句割合
乙亥100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
嘉永元年戊申ぼしん八月二十九日と書し、左右に戒譽西村清常居士、文政三年庚寅かういん十二月十二日、松壽院妙眞日實信女、文化十二年乙亥おつがい正月十七日と書してある。
寿阿弥の手紙 (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)
此知性の父は「玄譽幽本居士、寶暦九年己卯きばう三月十六日」、母は「深譽幽妙大※、寶暦五年乙亥おつがい十一月五日」としてある。更にこれよりさかのぼつて、「月窓妙珊大※めうさんだいし、寛保元年辛酉しんいう十月二十四日」
寿阿弥の手紙 (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)
父は「本住院活法日觀信士、天明四年甲辰かふしん十二月十七日」、母は「靈照院妙慧日耀信女めうゑにちえうしんによ、文化十二年乙亥おつがい正月十三日」で、ならびに橋場長照寺に葬られた。日觀の俗名は別本に小林彌右衞門と註してある。
寿阿弥の手紙 (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)