“己卯”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
きばう33.3%
きぼう33.3%
つちのとう33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
此知性の父は「玄譽幽本居士、寶暦九年己卯きばう三月十六日」、母は「深譽幽妙大※、寶暦五年乙亥おつがい十一月五日」としてある。更にこれよりさかのぼつて、「月窓妙珊大※めうさんだいし、寛保元年辛酉しんいう十月二十四日」
寿阿弥の手紙 (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)
松塘の社中から『七曲吟社絶句』初編二巻が出たのは少しく後れて明治十二年己卯きぼうの秋であった。ここて見るも当時詩賦の盛であったことが知られるであろう。
下谷叢話 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
これは弘安二年己卯つちのとう六月二十日に書かれたものだ。