“相認”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あいしたた25.0%
あいしたため25.0%
あひしたた25.0%
あひしたゝ25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
学校を初め御改政の諸事愚存御座候えども政府の御基本相立ち候うえ御取興とりおこしのことと存じ奉り候。至急に相認あいしたため別して不都合に御座候えどもいささか寸心表白までに献言仕り候。以上。
将来の日本:04 将来の日本 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
それがし年来桑門そうもん同様の渡世致しおり候えども、根性こんじょうは元の武士なれば、死後の名聞みょうもんの儀もっとも大切に存じ、この遺書相認あいしたため置き候事に候。
明後日は猶重くも相成可申あひなりまをすべく、さやうには候へども、筆取る事相叶あひかなひ候間は、臨終までの胸の内御許に通じまゐらせたく存候ぞんじさふらへば、覚束無おぼつかなくも何なりとも相認あひしたた可申候まをすべくさふらふ
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
つかはさんと早速參上致すべきむね相認あひしたゝめて飛脚を歸し半四郎は豫て約定やくぢやうの通り駈着かけつけんと取物も取敢ず旅の調度をとゝの直樣すぐさま出立に及ばんとしければ門弟中はきもつぶし先生には何を急遽あわたゞしく旅の用意を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)