むっ)” の例文
一休いっきゅうさんは、むっつのとき いなりやまの きたに ある あんこくじと いう おてらに はいって、ぼうさんに なることに なりました。
一休さん (新字新仮名) / 五十公野清一(著)
私がまだむっつかななつの時分でした。
梨の実 (新字新仮名) / 小山内薫(著)
きたない きものを きた こじきの ははおやが、いつつかむっつぐらいの どもを そばに すわらせて、おもちゃを やっているのでした。
一休さん (新字新仮名) / 五十公野清一(著)
「ええ、おかげさまで いつか 十八に なりました。おししょうさまの もとに まいりましたのは、むっつの ときで ございますから、いつの まにか 十三ねん たちました。まるで ゆめの ようです。」
一休さん (新字新仮名) / 五十公野清一(著)