“六合”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
りくごう66.7%
くに8.3%
くにのうち8.3%
りくがふ8.3%
ろくごう8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これについては一条忠衛いちじょうただえさんが近刊の『六合りくごう雑誌』で「夫婦の扶養義務について」と題して書かれた所と全く同感です。
平塚さんと私の論争 (新字新仮名) / 与謝野晶子(著)
抑又はたまた塩土老翁しほつちのをぢに聞きしに曰く、東に美地よきくに有り、青山四周よもにめぐれり、……われおもふに、彼地そのくには必ずまさに以て天業あまつひつぎのわざ恢弘ひろめのべ天下あめのした光宅みちをるに足りぬべし、けだ六合くに中心もなかか。……何ぞきてみやこつくらざらむや。
二千六百年史抄 (新字旧仮名) / 菊池寛(著)
上は則ち乾霊あまつかみの国を授けたまふうつくしびに答へ、下は則ち皇孫すめみまたゞしきを養ひたまひしみこゝろを弘めむ。然して後に六合くにのうちを兼ねて以て都を開き、八紘あめのしたおほひていへむこと、亦からずや。
二千六百年史抄 (新字旧仮名) / 菊池寛(著)
次の日、帝、楊、葉、程の三人と共に、呉江をで、舟にのぼりて京口けいこうに至り、六合ろくごうを過ぎ、陸路襄陽じょうように至り、廖平が家に至りたもうに、そのあとう者ありければ、ついに意を決して雲南うんなんに入りたもう。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)