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四周
ふりがな文庫
“四周”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
あたり
43.8%
まわり
40.6%
ぐるり
6.3%
ししゅう
3.1%
まはり
3.1%
よもにめぐれり
3.1%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あたり
(逆引き)
其時も叔父は、私にお
銭
(
あし
)
を呉れる事を忘れなかつた。母は
例
(
いつも
)
の如く不興な顔をして叔父を見てゐたが、
四周
(
あたり
)
に人の居なくなつた時
刑余の叔父
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
四周(あたり)の例文をもっと
(14作品)
見る
まわり
(逆引き)
そして、本館は
水松
(
いちい
)
の刈込垣で
繞
(
めぐ
)
らされ、壁廓の
四周
(
まわり
)
には、様々の動物の形や頭文字を
籬状
(
まがきがた
)
に刈り込んだ、
樿
(
つげ
)
や糸杉の
象徴
(
トピアリー
)
樹が並んでいた。
黒死館殺人事件
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
四周(まわり)の例文をもっと
(13作品)
見る
ぐるり
(逆引き)
イエス様は感慨深く
四周
(
ぐるり
)
を見まわされた後、その日はそのままベタニヤまで引き返して、友人の家に宿り給いました(一一の一一)。
イエス伝:マルコ伝による
(新字新仮名)
/
矢内原忠雄
(著)
四周(ぐるり)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
ししゅう
(逆引き)
しかも、
四周
(
ししゅう
)
山々に囲まれて、料理の料理とすべき海産の新鮮なさかながなかった。ここに与えられた材料は、豆腐、
湯葉
(
ゆば
)
、ぜんまいなどであった。
味覚馬鹿
(新字新仮名)
/
北大路魯山人
(著)
四周(ししゅう)の例文をもっと
(1作品)
見る
まはり
(逆引き)
春は壺菫に秋は
桔梗
(
ききやう
)
女郎花
(
をみなへし
)
、其草原は四季の花に富んでゐるので、私共はよく遊びに行つたものだが、其頃は、一面に萱草の花の盛り、殊にも水車小屋の
四周
(
まはり
)
には沢山咲いてゐた。
二筋の血
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
四周(まはり)の例文をもっと
(1作品)
見る
よもにめぐれり
(逆引き)
抑又
(
はたまた
)
塩土老翁
(
しほつちのをぢ
)
に聞きしに曰く、東に
美地
(
よきくに
)
有り、青山
四周
(
よもにめぐれり
)
、……
余
(
われ
)
謂
(
おも
)
ふに、
彼地
(
そのくに
)
は必ず
当
(
まさ
)
に以て
天業
(
あまつひつぎのわざ
)
を
恢弘
(
ひろめのべ
)
て
天下
(
あめのした
)
に
光宅
(
みちを
)
るに足りぬべし、
蓋
(
けだ
)
し
六合
(
くに
)
の
中心
(
もなか
)
か。……何ぞ
就
(
ゆ
)
きて
都
(
みやこつく
)
らざらむや。
二千六百年史抄
(新字旧仮名)
/
菊池寛
(著)
四周(よもにめぐれり)の例文をもっと
(1作品)
見る
“四周”の意味
《名詞》
四 周(ししゅう)
周り。周囲。
(「よんしゅう」とも)一周の四倍。角度の千四百四十度。
(出典:Wiktionary)
四
常用漢字
小1
部首:⼞
5画
周
常用漢字
小4
部首:⼝
8画
“四”で始まる語句
四辺
四方
四
四邊
四方山
四肢
四阿
四谷
四人
四囲
“四周”のふりがなが多い著者
矢内原忠雄
杉山萠円
梅崎春生
久米正雄
中里介山
石川啄木
橘外男
ギルバート・キース・チェスタートン
小栗虫太郎
南方熊楠