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ぐるり
ふりがな文庫
“ぐるり”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
周囲
64.9%
周圍
10.8%
四周
5.4%
四辺
5.4%
四邊
5.4%
周縁
2.7%
周辺
2.7%
四囲
2.7%
▼ 他 5 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
周囲
(逆引き)
そりゃ御父さんの三十もおれの三十も
年歯
(
とし
)
に変りはないかも知れないが、
周囲
(
ぐるり
)
はまるで違っているんだからそうは行かないさ。
明暗
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
ぐるり(周囲)の例文をもっと
(24作品)
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周圍
(逆引き)
と言ひつゝ、藤の蔓を取り、少し飛び上りては
周圍
(
ぐるり
)
の樹に开を纏ひつかせ、又下りては又他の蔓を持ち上り、开を鄰の樹に纏ひつかせなどす。
花枕
(旧字旧仮名)
/
正岡子規
(著)
ぐるり(周圍)の例文をもっと
(4作品)
見る
四周
(逆引き)
室に入り来てまず
四周
(
ぐるり
)
と人々を見廻し
地板
(
ゆかいた
)
に坐り両掌を地板に
較
(
の
)
せ、また諸方に伸ばして紙や
麪包
(
パン
)
の
小片
(
かけ
)
を拾い嗅ぐ事猴のごとし、この児
痩形
(
やせがた
)
にて十五歳ばかりこの院に九年
棲
(
す
)
めり
十二支考:01 虎に関する史話と伝説民俗
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
ぐるり(四周)の例文をもっと
(2作品)
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▼ すべて表示
四辺
(逆引き)
小林は気がついたように
四辺
(
ぐるり
)
を見廻した。
明暗
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
ぐるり(四辺)の例文をもっと
(2作品)
見る
四邊
(逆引き)
智惠無
(
ちゑな
)
しの
奴
(
やつ
)
め
大鍋
(
おほなべ
)
の
四邊
(
ぐるり
)
に
夫
(
そ
)
れッ
位
(
くらい
)
無駄
(
むだ
)
がついて
居
(
ゐ
)
るでは
無
(
な
)
いか、
夫
(
そ
)
れへ
湯
(
ゆ
)
を
廻
(
まわ
)
して
砂糖
(
さとう
)
さへ
甘
(
あま
)
くすれば十
人
(
にん
)
前
(
まへ
)
や二十
人
(
にん
)
は
浮
(
う
)
いて
來
(
こ
)
よう、
何處
(
どこ
)
でも
皆
(
みん
)
な
左樣
(
そう
)
するのだお
前
(
まへ
)
の
店
(
とこ
)
ばかりではない
たけくらべ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
ぐるり(四邊)の例文をもっと
(2作品)
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周縁
(逆引き)
しかし、もう一段眺望を高めると、その沈んだ色彩の
周縁
(
ぐるり
)
が、コロナのような輝きを帯びていて、そこから視野のあらんかぎりを、明るい緑が涯もなく押し拡がってゆく。
白蟻
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
ぐるり(周縁)の例文をもっと
(1作品)
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周辺
(逆引き)
殊に穴の
周辺
(
ぐるり
)
が既に錆びてザラザラして居るから、女でも此の穴へ手を入れれば必ず引っ掻かれて怪我するに極って居る、と斯う思うと忽ち思い当ったのは虎井夫人の事だ
幽霊塔
(新字新仮名)
/
黒岩涙香
(著)
ぐるり(周辺)の例文をもっと
(1作品)
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四囲
(逆引き)
そこに大きな
鼎
(
かなえ
)
があって、高さが七尺ばかり、
四囲
(
ぐるり
)
に炭火を燃やして、その足を真紅に焼いてあった。曾はおそろしくて哀れみを乞うて泣いた。逃げようとしても逃げることはできなかった。
続黄梁
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
ぐるり(四囲)の例文をもっと
(1作品)
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