周縁ぐるり)” の例文
しかし、もう一段眺望を高めると、その沈んだ色彩の周縁ぐるりが、コロナのような輝きを帯びていて、そこから視野のあらんかぎりを、明るい緑が涯もなく押し拡がってゆく。
白蟻 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)