“ししゅう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
刺繍86.4%
屍臭7.3%
志州3.6%
四周0.9%
泗州0.9%
錫秋0.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
コゼットは白琥珀(こはく)の裳衣の上にバンシュ紗(しゃ)の長衣をまとい、イギリス刺繍(ししゅう)のヴェール、みごとな真珠の首環(くびわ)、橙花(オレンジ)の帽をつけていた。
やがて二三日すると、屍体はあらかた引取られましたが、それでもまだ二三十体は残つてゐました。それがそろそろ屍臭(ししゅう)を発しはじめたのです。
死児変相 (新字旧仮名) / 神西清(著)
志州(ししゅう)の波切に霊汗地蔵というものがある。その体は石地蔵なるが、村内に変事のある場合には、必ず全身に発汗して予告なさるといわれている。
迷信と宗教 (新字新仮名) / 井上円了(著)
しかも、四周(ししゅう)山々に囲まれて、料理の料理とすべき海産の新鮮なさかながなかった。ここに与えられた材料は、豆腐、湯葉(ゆば)、ぜんまいなどであった。
味覚馬鹿 (新字新仮名) / 北大路魯山人(著)
五月、燕兵泗州(ししゅう)に至る。守将周景初(しゅうけいしょ)降(くだ)る。燕の師進んで淮(わい)に至る。盛庸(せいよう)防ぐ能(あた)わず、戦艦皆燕の獲(う)るところとなり、盱眙(くい)陥(おとしい)れらる。燕王諸将の策を排して、直(ただち)に揚州(ようしゅう)に趨(おもむ)く。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
「別墅ノ谷中ニアル者園ヲ賜春ト名(なづ)ク。多ク春花ヲ植ヱ、氷川ニアル者園ヲ錫秋(ししゅう)ト名ク。多ク秋卉(しゅうき)ヲ蓻(う)ウ。而(しこう)シテ石浜ニ鴎窼(おうか)アリ。溜池(ためいけ)ニ八宜アリ。青山ニ聴松アリ。」
下谷叢話 (新字新仮名) / 永井荷風(著)