トップ
>
ぬひと
ふりがな文庫
“ぬひと”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
縫留
40.0%
繍
40.0%
刺繍
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
縫留
(逆引き)
雲
(
くも
)
が
衝
(
つ
)
と
離
(
はな
)
れると、
月
(
つき
)
の
影
(
かげ
)
が、
對
(
むか
)
うの
窓際
(
まどぎは
)
の
煤
(
すゝ
)
けた
戸袋
(
とぶくろ
)
を
一間
(
ひとま
)
、
美人
(
びじん
)
の
袖
(
そで
)
を
其處
(
そこ
)
に
縫留
(
ぬひと
)
めた
蜘蛛
(
くも
)
の
巣
(
す
)
に、
露
(
つゆ
)
を
貫
(
つらぬ
)
いたが
見
(
み
)
ゆるまで、
颯
(
さつ
)
と
薄紙
(
うすがみ
)
の
靄
(
もや
)
を
透
(
とほ
)
して、
明
(
あきら
)
かに
照
(
て
)
らし
出
(
だ
)
す、と
見
(
み
)
る
間
(
ま
)
に、
曇
(
くも
)
つて
浅茅生
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
ぬひと(縫留)の例文をもっと
(2作品)
見る
繍
(逆引き)
この客間の西側(玄関寄り)には、
更紗
(
さらさ
)
の
唐紙
(
からかみ
)
が二枚あつて、その一枚の上に
古色
(
こしよく
)
を帯びた壁懸けが一つ下つてゐる。麻の地に黄色に
百合
(
ゆり
)
のやうな花を
繍
(
ぬひと
)
つたのは、
津田青楓
(
つだせいふう
)
氏か何かの図案らしい。
東京小品
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
ぬひと(繍)の例文をもっと
(2作品)
見る
刺繍
(逆引き)
かう語りながら、カテリーナは
手巾
(
ハンカチ
)
を取り出して、自分の腕に眠つてゐる我が子の顔を拭つた。その手巾には彼女の手づから紅い絹絲で木の葉と
木実
(
このみ
)
が
刺繍
(
ぬひと
)
つてあつた。
ディカーニカ近郷夜話 後篇:03 怖ろしき復讐
(新字旧仮名)
/
ニコライ・ゴーゴリ
(著)
ぬひと(刺繍)の例文をもっと
(1作品)
見る
検索の候補
ぬい
ぬいとり
ぬひ
ぬひとり
ししう
ししゅう
ししゆう
ぬいと
ぬいとっ
ほりもの