“ろくごう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
六郷85.7%
六合14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
観音堂の後ろがまたずっと境内で、楊弓場ようきゅうばが並んでいる。その後が田圃です。ちょうど観音堂の真後ろに向って田圃をへだてて六郷ろくごうという大名の邸宅があった。
そこへ早や一隻の荷足にたぶねを漕いで、鰕取川えびとりがわの方から、六郷ろくごう川尻の方へ廻って来るのが見えた。
悪因縁の怨 (新字新仮名) / 江見水蔭(著)
次の日、帝、楊、葉、程の三人と共に、呉江をで、舟にのぼりて京口けいこうに至り、六合ろくごうを過ぎ、陸路襄陽じょうように至り、廖平が家に至りたもうに、そのあとう者ありければ、ついに意を決して雲南うんなんに入りたもう。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)