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憤然
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むっ
ふりがな文庫
“
憤然
(
むっ
)” の例文
僕はまた
髯
(
ひげ
)
がさ、(
水上
(
みなかみ
)
さん)て呼ぶから、何だと思って二階から
覗
(
のぞ
)
くと、
姉様
(
ねえさん
)
は
突伏
(
つっぷ
)
して泣いてるし、髯は
壇階子
(
だんばしご
)
の
下口
(
おりぐち
)
に
突立
(
つった
)
ってて、
憤然
(
むっ
)
とした
顔色
(
かおつき
)
で
化銀杏
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
と、ちらちらした目付で、娘を
嬲
(
なぶ
)
りにかかる。娘はすこし
憤然
(
むっ
)
として見せて
藁草履
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
それから肩をすぼめて、
憤然
(
むっ
)
とした声でいった。
青蠅
(新字新仮名)
/
モーリス・ルヴェル
(著)
と、
聊
(
いさ
)
さか
憤然
(
むっ
)
として答えた。
腐った蜉蝣
(新字新仮名)
/
蘭郁二郎
(著)
「私が何時責めるようなことを言いました」とお雪は
憤然
(
むっ
)
とする。
家:01 (上)
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
▼ もっと見る
と
憤然
(
むっ
)
とした調子で
呟
(
つぶや
)
く。
草迷宮
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
と突込むように言われて、源はもう
憤然
(
むっ
)
とする。
藁草履
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
百人長は
憤然
(
むっ
)
として
海城発電
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
百人長は
憤然
(
むっ
)
として
海城発電
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
憤
常用漢字
中学
部首:⼼
15画
然
常用漢字
小4
部首:⽕
12画
“憤”で始まる語句
憤
憤怒
憤懣
憤慨
憤々
憤激
憤怨
憤恚
憤恨
憤悶