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憤怨
ふりがな文庫
“憤怨”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ふんえん
87.5%
ふんゑん
12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ふんえん
(逆引き)
胸に燃ゆる
憤怨
(
ふんえん
)
の情を抱きながら、藁しべにでもすがりつきたい頼りない弱い心で、私たちはそれから、二人の
在所
(
ありか
)
を探して歩いた。
父
(新字新仮名)
/
金子ふみ子
(著)
子供、子供と今が今まで高をくくりし武男に十二分に裏をかかれて、一
腔
(
こう
)
の
憤怨
(
ふんえん
)
焔
(
ほのお
)
のごとく燃え起こりたる千々岩は、切れよと
唇
(
くちびる
)
をかみぬ。
小説 不如帰
(新字新仮名)
/
徳冨蘆花
(著)
憤怨(ふんえん)の例文をもっと
(7作品)
見る
ふんゑん
(逆引き)
若
(
もし
)
魁
(
くわい
)
たる者も同志之者も御差別なく厳刑に相成候へ
者
(
ば
)
、天下正義之者
忽
(
たちまち
)
朝廷を
憤怨
(
ふんゑん
)
し、人心瓦解し、収拾すべからざる御場合と奉存候。
津下四郎左衛門
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
憤怨(ふんゑん)の例文をもっと
(1作品)
見る
“憤怨”の意味
《名詞》
憤り、また恨むこと。
(出典:Wiktionary)
憤
常用漢字
中学
部首:⼼
15画
怨
常用漢字
中学
部首:⼼
9画
“憤”で始まる語句
憤
憤怒
憤懣
憤慨
憤然
憤々
憤激
憤恚
憤恨
憤悶
検索の候補
怨憤
怨恨痛憤
憤怒怨嗟
“憤怨”のふりがなが多い著者
金子ふみ子
福田英子
ヴィクトル・ユゴー
三上於菟吉
徳冨蘆花
中島敦
森鴎外