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やっき
ふりがな文庫
“やっき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
躍起
70.2%
躍気
19.0%
憤然
2.4%
厄鬼
2.4%
焦気
2.4%
熱気
1.2%
焼気
1.2%
躍鬼
1.2%
▼ 他 5 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
躍起
(逆引き)
昨夕
(
ゆうべ
)
の事を打ち明けてこれこれであったと話してしまえばそれまでである。母は無論
躍起
(
やっき
)
になって、こっちに同情するに違ない。
虞美人草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
やっき(躍起)の例文をもっと
(50作品+)
見る
躍気
(逆引き)
顔は
蒼
(
あお
)
ざめ、
躍気
(
やっき
)
となり、肉を
刻
(
きざ
)
み、掘る。指は、それ自身、血にまみれた
傷口
(
きずぐち
)
だ。そして、そこから、釣針が落ちる。
にんじん
(新字新仮名)
/
ジュール・ルナール
(著)
やっき(躍気)の例文をもっと
(16作品)
見る
憤然
(逆引き)
ト
取外
(
とりはず
)
して言いかけて
倏忽
(
たちまち
)
ハッと心附き、
周章
(
あわて
)
て口を
鉗
(
つぐ
)
んで、
吃驚
(
びっくり
)
して、
狼狽
(
ろうばい
)
して、
遂
(
つい
)
に
憤然
(
やっき
)
となッて、「畜生」と言いざま
拳
(
こぶし
)
を振挙げて我と我を
威
(
おど
)
して見たが
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
やっき(憤然)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
厄鬼
(逆引き)
そこで富豪が
厄鬼
(
やっき
)
となります。そんな主張や輿論を掲げた。雑誌新聞デスクに投げ出し。これをどうしてくれるかなんどと。葉巻片手に政府を責めます。そこで政府は大いに困る。
ドグラ・マグラ
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
やっき(厄鬼)の例文をもっと
(2作品)
見る
焦気
(逆引き)
……こっちがいっこう相手にしないもんだから先生
焦気
(
やっき
)
となりましてね、これでもか、これでもかというふうに、一日ましに
法螺
(
ほら
)
の桁がひとつずつ上ってゆくんです。
犂氏の友情
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
やっき(焦気)の例文をもっと
(2作品)
見る
熱気
(逆引き)
お勢が笑らいながら「そんなに
真面目
(
まじめ
)
にお
成
(
なん
)
なさるとこう
成
(
す
)
るからいい」とくすぐりに懸ッたその
手頭
(
てさき
)
を払らい除けて文三が
熱気
(
やっき
)
となり
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
今も今母親の写真を見て文三は日頃
喰付
(
たべつ
)
けの感情をおこし覚えずも
悄然
(
しょうぜん
)
と萎れ返ッたが、又
悪々
(
にくにく
)
しい叔母の
者面
(
しゃっつら
)
を憶出して又
熱気
(
やっき
)
となり、
拳
(
こぶし
)
を握り歯を
喰切
(
くいしば
)
り
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
やっき(熱気)の例文をもっと
(1作品)
見る
焼気
(逆引き)
それから皆が相談して「トルストイ」に何か進物をしようなんかんて「トルストイ」連は
焼気
(
やっき
)
になって政府に
面当
(
つらあて
)
をしているという通信だ。
倫敦消息
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
やっき(焼気)の例文をもっと
(1作品)
見る
躍鬼
(逆引き)
いくら
躍鬼
(
やっき
)
となったところで、そう早急に始末のつく訳はないのだから、もうこれで五度のパンクでいかな膏薬万能のタイヤでもそうそう無理な治療が利こうはずもなし
フレップ・トリップ
(新字新仮名)
/
北原白秋
(著)
やっき(躍鬼)の例文をもっと
(1作品)
見る
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むつ
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