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熱気
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やっき
ふりがな文庫
“
熱気
(
やっき
)” の例文
旧字:
熱氣
お勢が笑らいながら「そんなに
真面目
(
まじめ
)
にお
成
(
なん
)
なさるとこう
成
(
す
)
るからいい」とくすぐりに懸ッたその
手頭
(
てさき
)
を払らい除けて文三が
熱気
(
やっき
)
となり
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
今も今母親の写真を見て文三は日頃
喰付
(
たべつ
)
けの感情をおこし覚えずも
悄然
(
しょうぜん
)
と萎れ返ッたが、又
悪々
(
にくにく
)
しい叔母の
者面
(
しゃっつら
)
を憶出して又
熱気
(
やっき
)
となり、
拳
(
こぶし
)
を握り歯を
喰切
(
くいしば
)
り
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
依
(
よっ
)
て更に出直して「大丈夫」ト
熱気
(
やっき
)
とした
風
(
ふり
)
をして見て、歯を
喰切
(
くいしば
)
ッて見て、「一旦思い定めた事を
変
(
へん
)
がえるという事が有るものか……しらん、止めても止まらんぞ」
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
“熱気”の意味
《名詞》
熱気(ねっき)
高温の気体。
暑さ。暑気。
奮い立った意気込み。興奮して高まった気配。
病気による発熱。ねつけ。
(出典:Wiktionary)
熱
常用漢字
小4
部首:⽕
15画
気
常用漢字
小1
部首:⽓
6画
“熱”で始まる語句
熱
熱心
熱海
熱燗
熱湯
熱田
熱情
熱鬧
熱病
熱火